百度、自動運転タクシーの試験サービスを開始
「レベル4」 湖南省長沙市の公道で

2019/9/27 0:01
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【重慶=多部田俊輔】中国ネット大手の百度(バイドゥ)は26日、内陸部の湖南省長沙市の限定された公道で、人が操作しない完全自動運転の「レベル4」のロボタクシーの試験サービスを始めたと発表した。自動運転技術のスタートアップ、小馬智行(ポニー・エーアイ)は広東省広州市で試験サービスを始めており、中国政府の支援を受けてロボタクシーの試験サービスが各地で広がりそうだ。

湖南省で試験サービスを始めた百度のロボタクシー

百度は26日から45台のロボタクシーを使って、長沙市の利用者が専用サイトを通じて乗車できるようにした。運転席には「安全員」が座り、乗客の安全を確保する。試験サービスを提供する公道は今年末で50キロメートルを予定しており、20年前半には135キロメートルまで延長する計画だ。

ロボタクシーの車両は国有自動車大手、中国第一汽車集団の電気自動車(EV)「紅旗EV」をベースとする。百度が立ち上げて中国政府の支援を受ける自動運転の開発連合「アポロ計画」で開発したシステムなどを搭載した。

百度で自動運転事業を担当する李震宇副総裁は「安全第一を堅く守り、自動運転の実用化に向けて堅実な一歩を踏み出した。パートナー企業と努力を続け、市民に安全、快適で効率的なサービスを提供していきたい」とコメントした。

百度のアポロ計画には、トヨタ自動車ホンダのほか、独フォルクスワーゲン(VW)、独ダイムラー、米フォード・モーター、米インテル、米マイクロソフト、米エヌビディアなど150社以上が参加する。

中国のロボタクシーを巡っては、中国ライドシェア最大手の滴滴出行(ディディ)が年内にも上海市郊外で30台を使ってサービスを提供する計画を発表している。中国の自動運転の開発競争が一段と激しくなりそうだ。

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