日機装、宮崎に特殊ポンプ生産移管 LNGや製油施設向け

2019/9/26 18:15
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日機装は26日、生産子会社の宮崎日機装(宮崎市)で特殊ポンプの工場と試験設備を着工した。同社は国内の生産・開発拠点の再編を進めており、宮崎日機装は特殊ポンプと既に生産を始めている航空機部品の工場を合わせた一大拠点となる。

起工式で「鍬入の儀」をする西脇章・宮崎日機装社長

起工式で「鍬入の儀」をする西脇章・宮崎日機装社長

新工場の敷地面積は約2万4000平方メートル、延べ床面積は約1万2000平方メートル。2020年末に工場と試験設備を完成し、21年1月に操業を開始する。総投資額は約95億円で、うち試験設備は約55億円。100人程度を新たに雇用する。

特殊ポンプ工場は当初、液化天然ガス(LNG)の輸送に使う「クライオジェニックポンプ」のみ生産する計画だったが、製油所など向けの「キャンドモーターポンプ」、水処理施設の薬液注入に使う「往復動ポンプ」の生産も東村山製作所(東京)から移管する。

日機装の甲斐敏彦社長は起工式で「LNG需要は世界的に増えており、まだまだ可能性がある」と宮崎日機装の重要性を強調した。

クライオジェニックポンプの試験設備は、出荷前の強度や収縮率を検査する。現在は米ラスベガスで検査している。宮崎で生産から検査まで一貫して手がけることで品質を高め、輸送コスト削減やユーザーへの納期短縮につなげる。

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