千葉県、豚コレラのワクチン接種を国に要望

2019/9/26 16:00
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千葉県は26日、豚コレラ対策に関する要望書を農林水産省に提出した。国が予防ワクチンの接種地域を今後定める場合、すでに発生した地域だけでなく「隣接県も対象とすること」を求めた。13日に埼玉県で豚コレラが発生したのを踏まえ、感染拡大を防ぐには千葉県内でも予防接種に踏み切る必要があるとの判断を示したものだ。

ワクチン接種は豚コレラ発症を防ぐ効果がある一方、接種対象地域で生産した豚肉は国内流通や輸出が制限されるおそれがある。要望書はワクチンを接種した場合、流通制限を必要最小限にとどめ、豚肉価格の下落や風評被害への対策を講じるよう求めた。

千葉県の豚飼養頭数は60万3800頭(2月1日時点)と全国で5番目に多い。県内では台風15号の影響で畜舎が損壊したり、豚が死んだりする被害が発生しており、さらに豚コレラが発生すれば養豚農家には大きな打撃となる。

県は当面の豚コレラ予防策として県内すべての養豚場に対し、防疫用消石灰の配布を今週から始めた。10月4日ごろまでには完了するという。

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