ファブリックトウキョウ、定額でオーダー品を補整

2019/9/26 14:08
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オーダースーツを手掛けるFABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ、東京・渋谷)は26日、オーダー商品の悩みを解決するサブスクリプション(定額制)サービスを始めると発表した。月額398円で体形変化によるスーツのサイズ補整や、傷んだスラックスのみの注文に対応する。お得感だけでなく、環境意識や長く使用したいといった需要の高まりに対応する。

ファブリックトウキョウは、環境意識や仕事着の悩みに対応するサブスクを開始(東京都渋谷区)

同日開始したサブスクの新サービスでは、同社で注文したオーダースーツで体形の変化でサイズの補整を希望すると、何度でも無料で請け負う。スーツでは「ジャケットより先にスラックスが破けたりする」といった悩みが多く寄せられるという。補修用の生地を最大2年間保存し、生地代は無料で仕立て費用(約1万円)でオーダーのスラックスを提供する。

オーダー商品の出来栄えがイメージと違っていた場合は、提供から100日以内であれば1回は無料で作り直す。今後はクリーニングや保管といったサービスも追加する予定だ。

ファブリックトウキョウはネット通販での注文から創業し、実店舗の展開も開始。店舗では生地の確認や採寸を中心として、ネットで購入してもらうモデルを推進している。

スーツのサブスクでは、レナウンが自社のサブスクで利用期間が終わり返却されたスーツを、経済的な理由でスーツを購入できない若年の就職希望者に無償で提供する事業を始めた。こうした環境や社会に役立つサービスを前面に打ち出す企業が増えている。

スーツのサブスクでは、紳士服大手のAOKIが18年4月に始めたが、わずか半年で終了した。システムの構築や運営費用などの採算面が課題だったとみられる。ファブリックトウキョウはオーダー商品の販売とサブスクの課金が別で、それぞれ収益が確保できると説明する。森雄一郎社長は「環境やエコへの関心の高まりと、ライフスタイルの悩みをサポートしていきたい」と話している。

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