辻・トヨタ元副会長死去 円高下、危機回避を先導

2019/9/25 17:51
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トヨタ自動車副会長の辻源太郎氏が23日、98歳で死去した。長らく経理・財務を管掌し、「金庫番」として、トヨタの強固な財務の礎を築いた。1986年には急激な円高を受け、緊急の合理化策の立案を主導し危機回避に尽力した。

トヨタ元副会長の辻源太郎氏

辻氏は46年に神戸経済大学(現神戸大)を卒業後、トヨタ自動車工業(現トヨタ)に入社し、主に経理部門を歩んだ。トヨタの「大番頭」として無借金経営を貫いた花井正八氏(故人)の門下生で役員でも経理や財務を担当。82年に副社長、86年に副会長に就任した。

副会長に就いた86年、急激な円高で業績が低迷すると購入部品単価の引き下げなどを主導した。

88~93年には豊田自動織機製作所(現豊田自動織機)会長、87~99年には国際デジタル通信(現IDCフロンティア)会長なども務めた。

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