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ソフトバンク系、アジアでロボ事業を拡大

定額制で掃除ロボ提供、企業買収も

【シンガポール=谷繭子】ソフトバンクグループ傘下のソフトバンクロボティクスはアジア太平洋地域でロボット事業を拡大する。25日、シンガポールで開いた記者会見で明らかにした。業務用の掃除機ロボットを定額制で貸し出す「ロボット・アズ・ア・サービス(RaaS)」事業を域内で展開する。

シンガポールにアジア太平洋統括拠点を設立し、アジアでロボットや人工知能(AI)関連企業との提携や買収の機会も探る。

同社はヒト型ロボット「ペッパー」で知られる。AIを備えた掃除機ロボット「Whiz」の貸出事業をシンガポールで始める。月額499シンガポールドル(約3万9千円)でホテルやショッピングモール、オフィス向けなどに提供する。同事業は9月中旬に海外で初めて香港、マカオに進出した。

シンガポールは人件費が高く、清掃員の確保が企業の悩みの種だ。業務用掃除機ロボットは現地企業のライオンズボットなどが空港やモールに導入しているが、「Whiz」は小型で扱いやすいのが特徴という。シンガポールに続き、アジア太平洋の人件費の高い主要都市に広げる考えだ。

7月にシンガポールで統括拠点を設立した。ロボット産業の育成に熱心な同国政府から助成金などの支援を受けた。今後、域内各地で現地企業などと研究開発や技術面で協力を推進する。

親会社のソフトバンクグループや、同社が運営する巨大ファンド、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の投資先の発掘にも役立てる方針だ。

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