茨城県知事「県民の意見聞いて判断」 東海第2の再稼働

2019/9/24 19:55
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日本原子力発電は24日、東海第2原子力発電所(茨城県東海村)の特定重大事故等対処施設の設置に関する計画書を同県に提出した。これを受け大井川和彦知事は同日、同原発の再稼働の是非について「最終的には県民の意見をしっかり聞いた上で判断する」との姿勢を改めて示した。

記者団の取材に応じる茨城県の大井川和彦知事(24日、水戸市の茨城県庁)

原子力規制委員会は原発の安全性向上のため、電力会社に「特定重大事故等対処施設」と呼ぶテロ対策施設の設置を求めている。原電は24日に東海第2原発への同施設の設置等に関して原子力規制委に申請書を、地元の茨城県と同県東海村に計画書を提出した。

大井川知事は「安全対策の一つとして日本原電の判断として作られること」とした上で、「テロ対策などの問題は非常に県民の関心も高い」と指摘した。県独自で進める同原発の安全性検証の中でも「特重施設が十分なものか、しっかり機能するものかは当然議論の対象になる」と話した。

再稼働の是非判断に向けたスケジュール感は「全く今コメントできる状況にない」と強調。避難計画や安全対策など「問題点をつぶしていった上で県民の意見を聞くステージをどのように行うか考えていく」と述べた。

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