インベブ30日香港上場 5400億円調達 今年2位規模

アジアBiz
2019/9/24 16:02
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【香港=木原雄士】ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)は24日、アジア子会社を30日に香港取引所に上場させ、392億香港ドル(約5400億円)を調達すると発表した。2019年の世界の新規株式公開(IPO)では、配車サービス大手の米ウーバーテクノロジーズ(約8700億円)に次ぐ規模となる。

インベブ子会社のジャン・クラップスCEOはM&Aに前向きだ(17日、香港)

上場するのは「バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC」。公開価格は1株あたり27香港ドルと仮条件の下限に決まった。インベブは上場後も子会社の経営権を握り、調達した資金を債務返済に充てる。高級ビール市場の成長が期待できるアジアでM&A(合併・買収)を仕掛ける可能性もある。

インベブ子会社は7月に香港上場を計画していたが、投資家の反応が悪く直前に中止した。オーストラリア事業をアサヒグループホールディングスに売却したうえで、9月に再び上場を申請した。調達金額は7月の目標額に比べて半減する見通しだ。

香港は大規模デモの影響などでIPO市場が冷え込んでいたが、9月に入って復活の兆しが見えてきた。インベブ子会社の上場がうまくいけば、投資家心理が改善に向かうきっかけになる可能性がある。

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