いすゞ、スマホで車両点検 「働く車」のデータ活用

2019/9/24 15:26
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いすゞ自動車は24日、トラックなどの商用車向けに新たなコネクテッドサービスの実験を30日から始めると発表した。スマートフォンや車載通信機を使って、車両点検や荷物の積み下ろし時といったドライバーの負担軽減を目指す。商用車メーカーはデータを活用したサービスの構築を進めつつ、中長期的に収益源とする。

スマホで点検項目を確認できる

運送事業者などと組み実験を進める。例えば、運行前のヘッドライトの点灯確認をスマホからチェックできるようにした。これまで2人での点検作業を省力化できる。スマホから車両に信号を送る仕組み。

スマホ上で運行で必要となる点検項目や手順といった方法を確認できる。その結果を漏れなくこなせる流れにした。業務負担になりがちな手間がかかるプロセスを効率化したうえで、効果を検証する。

荷物の積み下ろしでは、無線自動識別(RFID)技術を活用し、自動で情報を取得するようにする。荷物それぞれにタグを装着し、荷台部分の読み取り装置で個数などのデータをつかむ。

運行管理者などにこうした情報を伝えて、確認作業をスムーズにする。まずはいすゞの社内物流で試行したうえで、販売会社への修理部品の搬送などにも実験を広げる方針だ。

架装メーカーとも協力する。冷凍機や高所作業車などが故障した際、トラックに搭載された通信端末から架装メーカーに知らせる仕組みも実験する。いすゞは車両のコネクテッド化に力を入れており、現在約17万台が実際に走行している。メニューを拡充し、サービス分野での新たな事業の柱として育てていく。

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