マイクのハウリング影響か 学テ「話す」の録音不具合

2019/9/24 13:16
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今年4月に実施された全国学力テストの中3英語のうち「話す」の出題で、解答の録音に不具合があった問題を巡り、文部科学省の専門家会議のワーキンググループ(WG)は24日までに、検証報告書を公表した。テストで使われたタブレットの一部では、基本ソフト(OS)が最新バージョンでなく、内蔵マイクとヘッドセットで音が響き合うハウリングが起きた可能性があるなどとした。

生徒同士の席が近く、隣の発話が耳に入り、解答に影響したという申告があったとも指摘。3年後に予定されている次回テストに向け、学校の情報通信技術(ICT)環境整備を一層進めるべきだとした。

テストで出題した「読む・聞く・書く・話す」の4技能のうち「話す」は、コンピューターに声を録音して解答する形式だった。参加生徒の1.6%に当たる計1万5298人の録音に不具合などがあった。

WGはテスト後、トラブルが集中した学校のパソコンを確認したほか、関係者の聞き取りなどを実施。ウイルス対策ソフトが作動したため、テスト用のプログラムが正常に動かなかった可能性なども挙げた。

コンピューターに録音した解答の音声はUSBメモリーにコピーして回収されたが、手順が複雑で、作業を担当した教員が負担を感じていたとも言及した。

〔共同〕

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