日立の東原社長「社会イノベーションで価値向上」

2019/9/24 12:05
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日立製作所は24日、同社初となるESG説明会を開いた。ESGとは、環境、社会、企業統治のそれぞれの英単語の頭文字を取った造語。登壇した東原敏昭社長は「社会イノベーションで社会、環境、経済の3つの価値を向上させる」と述べ、ESGを重視した経営戦略について説明した。

日立初のESG説明会で話す東原敏昭社長(東京・丸の内)

ESGは財務諸表にあらわれない社会的価値。ESGを重視する投資家、株主が増えており、ソニー富士フイルムホールディングス野村総合研究所など一部の日本企業ではESGの取り組みだけに特化した説明会を定期的に開催している。ただ同様の説明会でトップ自らが登壇するのは珍しい。

東原社長はこの日、「ESGで一番重要なのは従業員一人ひとりが社会にどう貢献しているのかを感じながら日々仕事をすることだ」と説明。ESG価値向上のために、環境やエネルギー、社会の課題解決を目指す国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に「デジタル技術を活用し積極的に参加していきたい」と話した。

その後、環境、社会、企業統治に関わる各責任者が説明にあたった。環境分野では、生産や輸送、製品・サービス使用、廃棄・リサイクルのバリューチェーン全体で2021年度に二酸化炭素(CO2)を10年度比20%超削減する目標について説明。社会分野では特に人材戦略に焦点を当て、役員層における外国人、女性比率の引き上げなどをアピールした。

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