米州諸国、ベネズエラへの追加制裁を要望

2019/9/24 9:04
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【サンパウロ=外山尚之】ブラジルやカナダなど、ベネズエラのマドゥロ大統領の政権に批判的な米州諸国が集まる「リマ・グループ」は23日、ベネズエラ政府に新たな制裁を科すよう求める声明を発表した。ベネズエラ情勢の膠着が続き国際社会の関心が薄れつつある中、ニューヨークの国連総会の開催に合わせ、諸外国に協力を求めた。

ブラジルなど周辺国はベネズエラの野党指導者、グアイド国会議長を支持する(19日、カラカス)=ロイター

声明では野党指導者のグアイド国会議長への支持を改めて表明したほか、マドゥロ政権がテロ組織や非合法の武装勢力をかくまっているとして「地域の平和や安定、安全にとって明確な脅威だ」と批判した。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ベネズエラから出国した移民や難民は430万人を超え、周辺国にとって大きな負担となっている。リマ・グループの参加国はマドゥロ政権が続く限り混乱は止まらないとして、民主的な選挙の実施を求めている。

一方、マドゥロ氏は同日、ロシアを訪問すると発表した。米国からの経済制裁で外貨獲得ができない中、ベネズエラ政府はロシアのプーチン大統領との結びつきを強めている。

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