ラグビーW杯、食品の会場持ち込み認める 飲料は禁止

ラグビーW杯
2019/9/23 14:45 (2019/9/23 22:36更新)
保存
共有
印刷
その他

ラグビーW杯開幕戦・日本対ロシアのハーフタイムに売店前にできた列(20日、東京都調布市の東京スタジアム)=共同

ラグビーW杯開幕戦・日本対ロシアのハーフタイムに売店前にできた列(20日、東京都調布市の東京スタジアム)=共同

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は23日、観客による試合会場への食べ物の持ち込みを個人で消費できる量に限って認めると発表した。施設内の販売業者の権利保護を理由に持ち込みを禁止したが、開幕戦から売り切れが続出し、苦情が相次いだことを受けて変更した。飲み物は保安面などの理由から原則持ち込み禁止を継続する。

食べ物の持ち込み禁止は前回のW杯と同様の規制だったが、大会4日目で方針転換した。11月2日の決勝戦まで全試合に適用する。チケットの購入者にメールで変更を伝え、ツイッターなどでも周知を図っている。

持ち込みが初めて認められた23日夜の豊田スタジアム(愛知県豊田市)のウェールズ対ジョージア戦を訪れたファンからは歓迎する声の一方、対応の遅さへの批判も聞かれた。

 試合会場への食べ物の持ち込みが許可されたことを受け、「飲食物」の「食」の部分が隠された豊田スタジアムゲート前の看板(23日午後、愛知県豊田市)=共同

試合会場への食べ物の持ち込みが許可されたことを受け、「飲食物」の「食」の部分が隠された豊田スタジアムゲート前の看板(23日午後、愛知県豊田市)=共同

20日夜に開幕戦・日本対ロシアの試合があった東京スタジアム(東京都調布市)で売店に長い列ができたり、食べ物が売り切れたりする事態が発生。横浜国際総合競技場(横浜市)でも21日のニュージーランド対南アフリカ戦で、食べ物の品切れが相次いだため、翌22日のアイルランド対スコットランド戦では売り場やスタッフを増やしていた。

飲み物に関しては、高齢者や乳幼児の水分補給や、薬を服用するといった理由で水やお茶を水筒に入れて持ち込むことを認める場合もあるが、酒類やペットボトルに入ったジュースなどの持ち込みは禁止。

人気カードになると、試合が始まる数時間前から多くのファンが入場し、ソフトドリンクが早々と売り切れるため、「飲み物はハイネケン(大会スポンサーのビール)しかない」との声も上がっていた。

組織委は、水分補給のため、試合会場に設置している無料の給水所の利用を呼びかけている。ソフトドリンクについては「販売量を増やすなどオペレーションの改善を検討中だ」としている。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]