スポーツ > 相撲 > ニュース > 記事

相撲

御嶽海、2度目V 会心の寄り「やればできる」

2019/9/22 22:20
保存
共有
印刷
その他

会心の相撲を2番取り切った御嶽海は支度部屋で開口一番、「最高!」と気持ちよさそうに声を張り上げた。初優勝の記憶も薄れるような雌伏の日々を経て、再び訪れた歓喜の瞬間。たまりにたまった鬱屈を一気にはき出すような相撲であり、心の叫びだった。

【御嶽海が2度目の優勝 大相撲秋場所】

大相撲秋場所で2度目の優勝を果たし、日本相撲協会の八角理事長から賜杯を受け取る関脇御嶽海=共同

大相撲秋場所で2度目の優勝を果たし、日本相撲協会の八角理事長から賜杯を受け取る関脇御嶽海=共同

本割では遠藤を電車道であっという間に土俵の外へ運び出し、決定戦では引き技に乗じて一気に寄り立てた。後者については貴景勝が左胸を痛めた影響もありそうだが、隙を逃さない鋭い出足は同じ相手に完敗を喫した中日の取組とは見違えるようだ。

7場所ぶりの2桁白星となる12勝に「やればできるんだな、と思いました」。それには多くのファンが同じ思いなのではないか。16場所連続の三役という昭和以降2位の記録も、この力士に関しては停滞の色が濃い。昨年名古屋場所の優勝以降は大関昇進どころか2度の負け越しも経験した。

あふれる相撲センスがつい体を動かしてしまうのか、前日の豪栄道戦では白星欲しさに立ち合いの変化も見せた。本来の圧力を存分に示した26歳は、しみじみと「自分の相撲を取れば負けないんだな」。

この日の御嶽海に「相撲内容も立派でしたね」と褒めた高島審判部長代理(元関脇高望山)は、来場所の大関とりについて「雰囲気が出てきたら」と含みを持たせた。前回優勝時と同様に不在だった両横綱ら、上位陣といかに渡り合うかも印象を左右するだろう。

場内インタビューで本人は「そろそろ皆さんの期待に応えられるように11月場所で決めたい」と堂々の宣言だ。その覚悟を土俵上で発揮できるか、11月の福岡で真価が試される。(本池英人)

保存
共有
印刷
その他

大相撲のコラム

電子版トップスポーツトップ

相撲 一覧

 大相撲で昭和の大横綱大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の四男、埼玉栄高3年の納谷幸成(18)が16日、さいたま市の同高で大嶽部屋への入門を表明し「一生懸命努力して、ゆっくりでもいいので関取を目指して頑張 …続き (17日 20:49)

 13日に静岡県伊豆市で予定されていた大相撲秋巡業が、台風19号の影響で中止されることが12日、決まった。主催者が発表した。
 日本相撲協会広報部によると、巡業が原則的に屋内開催となった1995年以降、 …続き (12日 12:54)

貴ノ富士関=共同

 日本相撲協会は11日、付け人力士に暴力行為などを起こした十両貴ノ富士関(22)=本名上山剛、栃木県出身、千賀ノ浦部屋=の現役引退を発表した。同日提出の引退届を受理。自主引退を促した同協会に対して現役 …続き (11日 20:09)

ハイライト・スポーツ

[PR]