アラムコ攻撃の影響表面化 JXTGに油種変更打診
低質油に切り替え 処理費増でガソリン高の恐れ
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サウジアラビア国営石油会社、サウジアラムコの石油施設への攻撃の影響が表面化してきた。同社が日本の石油元売り最大手のJXTGエネルギーに輸出する原油について、10月から質の低い原油に切り替えると打診したことが分かった。攻撃では原油の不純物を分離する施設が主な標的だった。日本国内のガソリン生産のコスト増で、消費者の負担増につながる恐れがある。
日本にとってサウジは最大の原油輸入先で、2018年度は輸...
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