米軍、サウジに増派へ ミサイル防衛強化

2019/9/21 7:49 (2019/9/21 8:21更新)
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エスパー米国防長官=ロイター

エスパー米国防長官=ロイター

【ワシントン=中村亮】エスパー米国防長官は20日の記者会見で、サウジアラビアに米兵を増派すると発表した。ミサイル防衛システムを運用する部隊が中心で、具体的な規模は週末に詰める。14日のサウジ石油施設攻撃にイランが関与した可能性が高いことを踏まえた対抗措置だ。エスパー氏は「防御的な措置だ」と説明したが、イランが反発して中東情勢がさらに緊迫するのは確実だ。

トランプ米大統領が増派を承認した。米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は増派について「数千人規模ではないだろう」と述べ、数百人規模になる可能性を示唆した。エスパー氏は「状況の変化に応じてさらなる増派がありえる」とも強調した。

サウジの隣国、アラブ首長国連邦(UAE)も米国に軍事支援を求めてきたという。今後、米政府内で対応を協議する。

エスパー氏はサウジの石油施設攻撃で中東情勢の緊張が「劇的に高まった」と指摘。「イラン製兵器が使われた」と説明したが、同国が実行したとは断定しなかった。

国防総省は7月、イランの脅威が高まったとして、米軍が16年ぶりにサウジに駐留すると発表した。米メディアによると、サウジの首都リヤド南東にあるプリンス・スルタン空軍基地に数百人の米兵が駐留している。

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