エルサルバドル、移民対策で米と合意 待機受け入れか

トランプ政権
中南米
2019/9/21 7:19
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【メキシコシティ=丸山修一】米国と中米エルサルバドルの両政府は20日、移民対策に関する協定を結んだ。米国を目指す不法移民を抑制するために両国が総合的な対策を進めるとしている。公式発表は具体的な対策などを明らかにしていないが、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は米に不法入国して難民申請した移民の待機受け入れも含まれていると報じた。

エルサルバドルとグアテマラの国境を渡るニカラグアからの移民=ロイター

両政府の会見や在エルサルバドル米国大使館の発表は、両国が人身売買や組織犯罪、国境付近の安全確保などに取り組むと指摘した。ワシントン・ポストは米政府関係者の話として、エルサルバドルが同国を経由して米に不法入国して難民申請したキューバやニカラグアなどの移民を、その手続きの間は受け入れることを認めたと伝えた。

米国は難民申請手続き中の移民の受け入れに関して6月に同様の協定をメキシコと結び、すでに2万人以上の移民がメキシコに送還された。中米のグアテマラは、米国への難民申請に関する手続きの窓口にもなるとの協定を米と結んだ。だが、エルサルバドルと米の協定には、こうした内容は含まれていないようだ。

トランプ米大統領は再選を目指す2020年の大統領選を前に、主に中米からの不法移民の抑制に力を入れている。米国に陸路でやって来て難民申請する場合、通過したメキシコやグアテマラなど第三国への申請が却下された場合に限るとする新制度も打ち出した。

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