英離脱、進展なく 協議継続は一致 離脱交渉責任者

英EU離脱
2019/9/20 23:59
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)からの英国の離脱を巡り、EUのバルニエ首席交渉官と英国のバークレイEU離脱担当相が20日、EU本部で会談した。離脱条件の内容を巡る目立った進展はなかったが、秩序ある離脱に向けて協議を続けることでは一致した。10月末の離脱期限まで約40日となり、合意なき離脱の回避に向けて議論を重ねる考えだ。

20日、ブリュッセルのEU本部で開かれた英国とEUの協議=ロイター

EUの声明によると、焦点となっている英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの国境問題の解決策などについて双方の立場を議論した。

EUは、法的に問題がなく、しっかりと機能する対案があれば「検討するのにオープンだ」と伝えた。英側が示した非公式な作業文書に基づき協議を進めたとみられる。

EUの執行機関、欧州委員会のユンケル委員長は19日の英テレビ番組で、十分な内容の対案があれば、現行の離脱協定案にある国境問題の安全策(バックストップ)には必ずしもこだわらない考えを表明し、従来より柔軟な姿勢を示した。「合意は可能で、そのためにできることをすべてやっている」と語った。

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