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独コメルツ銀行、4000人削減 欧州のマイナス金利が逆風

【ベルリン=石川潤】ドイツ大手のコメルツ銀行は20日、全従業員の約1割に相当する4300人規模の人員削減を進めると明らかにした。店舗の数も現在の約千から約800に減らす。ドイツメディアなどが一斉に伝えた。コメルツ銀行は2019年4月にドイツ銀行との経営統合が破談となり、単独での生き残りに向けた経営戦略の見直しを進めていた。

欧州中央銀行(ECB)が12日、3年半ぶりの金融緩和拡大に動き、マイナス金利を深掘りしたばかり。歴史的な低金利の長期化で、銀行の収益環境は一段と厳しくなっている。なかでもドイツでは銀行過剰(オーバーバンキング)が指摘されており、最大手のドイツ銀行も7月、大規模な合理化策を発表していた。

人員削減に踏み切る一方、将来性のある分野を中心に2千人を新たに採用する。グループ全体での差し引き後の削減数は2300人程度になる見込みだ。さらにリストラ費用を捻出するためにポーランドの「mバンク」の株式を売却する。25~26日の監査役会で正式決定する見通しだ。

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