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川井友、姉妹五輪決めた 正念場で気迫の攻め

Tokyo2020
2019/9/20 23:14
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【ヌルスルタン(カザフスタン)=西堀卓司】レスリングの世界選手権第7日は20日、カザフスタンのヌルスルタンで行われ、女子62キロ級で川井友香子(至学館大)が3位決定戦を勝って銅メダルに輝き、日本協会の選考基準を満たして五輪代表に決まった。

57キロ級覇者で姉の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)と姉妹代表となり、58キロ級と63キロ級で五輪4連覇の伊調馨(ALSOK)は東京五輪出場が絶望的となった。

 女子62キロ級3位決定戦 北朝鮮選手(左)と対戦する川井友香子=共同

女子62キロ級3位決定戦 北朝鮮選手(左)と対戦する川井友香子=共同

鬼気迫る顔で北朝鮮選手の体を回し込みテクニカルフォールを決めると、パンとたたいた手のひらで顔を覆い、表情を一気に脱力させた。川井友が正念場の3位決定戦で見せた攻めは、ついぞ見せたことのなかったほどに厳しいものだった。

メダルを逃せば57キロ級で五輪代表がなくなった伊調馨が階級を上げてくる芽を残す。そんな重圧にもスタンドで声を張り上げる姉、梨紗子の声援で「強気でいられた」。1点を先行された直後、右足に食いつくタックルで逆転、ローリングで6-1と突き放した。

第2ピリオドも攻撃の手を緩めない。反撃を急ぐ相手にも引かずにカウンターを合わせて勝負あり。前日、フォール負けを食らった3回戦は「覚悟を決めたつもりだったけれど、どこかで気持ちの弱さが出た」。諦めかけながら、運も味方に巡ってきた敗者復活戦からはい上がった。今度こそ「後悔だけはしたくない」と腹をくくって一皮むけた姿を見せた。

試合後は梨紗子と抱き合い、姉妹で宿願成就を喜び合った。「いつも自分が銀や銅メダルなので、東京五輪こそ2人で金メダルを取れるように」。1年後に2人で至福の瞬間を味わうべく、偉大な姉に追いつけ、追い越せの日々がまた始まる。

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