中国当局、米フェデックスの操縦士を拘束

2019/9/20 19:17
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【広州=川上尚志】米物流大手フェデックスの操縦士が中国当局に拘束されたことが20日分かった。中国外務省が同日、「武器や弾薬の密輸の疑いで拘束した」と明らかにした。フェデックスはこれまでも荷物の配送を巡り中国の当局やメディアから批判されていた。10月上旬の米中閣僚級協議を控え、米国に対するけん制ともなりそうだ。

米フェデックスは荷物の誤配問題などで中国の当局やメディアから批判を受けている=AP

中国外務省によると、当局が12日に広東省広州市の空港で、香港行きの便に搭乗予定だったフェデックスの操縦士を拘束した。荷物に空気銃の弾が681発入っていたという。当局は13日に広州の米総領事館に通報し、捜査しているという。

フェデックスは5月、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)の荷物を誤って米国に転送した問題が発覚し、謝罪に追い込まれた。9月上旬には、フェデックス中国法人が香港へ規制対象となる刃物を輸送していたとして関係当局が調査中だとも報じられた。

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