中国、日本とデータ協力を視野、自動運転で

自動車・機械
アジアBiz
2019/9/20 19:13
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【北京=多部田俊輔】自動運転に関する日中官民合同セミナーが20日、北京市内で開かれた。中国の自動車メーカーなどで構成する業界団体、中国汽車工業協会は車両の位置や走行状況などにかかわる各種データの共有や活用に向けた取り組みを紹介し、日本との連携を強化したい意向を示した。

中国の自動運転開発車に試乗する日本企業などの技術者(北京市)

中国側は自動車会社と顧客の間には販売店が介在するために自動車会社のデータ取得は限定的で、中国ネット大手に先行を許していると指摘した。スマートフォンに例えると、自動車会社がiPhoneの製造を請け負う台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業のような役割になってしまうとの危機感を強調した。

中国の業界団体は5月に車両の各種データの共有に向けた専門委員会を設けたことを説明し、日本やドイツなどと協力を深めたい考えも明らかにした。日本の業界団体は自動運転に関する技術標準やルール整備への取り組みを紹介した。

今回のセミナーは、2018年10月の日中間の自動運転での連携合意を受けたイベントだ。中国の新興メーカー、上海蔚来汽車(NIO)や重慶長安汽車などが最新の自動運転車技術を紹介し、自動運転車の試乗会などもあった。

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