テルモ、投資20億円上乗せ 薬剤充填済み注射器生産

ヘルスケア
2019/9/20 19:00
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テルモは20日、山口市の工場で進めている薬剤充填済み注射器の生産能力増強計画を拡大すると発表した。当初約70億円としていた投資額に20億円を上乗せし、増強幅を2倍から2.5倍に引き上げる。予定通り2021年4月から順次稼働し、製薬企業向けの受託生産で供給力を高める。

生産設備を増設するテルモの工場(山口市)

グループ会社のテルモ山口D&D(山口市)の工場で生産設備を増設する。具体的な生産量は明らかにしていないが、国内2カ所ある薬剤充填済み注射器工場の1つで主力拠点に育てている。

山口市の工場では協和キリン富士フイルムバイオロジクス(東京・千代田)の関節リウマチ治療薬や、旭化成ファーマの骨粗しょう症治療薬などを注射器に充填し、製造元に納入する。

テルモは18年7月に生産能力の増強計画を発表。投資を上乗せすることで「バイオ医薬品を中心に生産の外部委託が増えていることに対応する」(テルモ)。

テルモで薬剤充填済み注射器などを受託生産する事業の18年度の売上高は204億円。前年度比30%増と全社の増収をけん引した。

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