文大統領の支持率、最低の40% 曺国法相の任命響く

2019/9/20 16:19
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疑惑を抱えたまま法相に任命された曺国氏(17日、ソウル)=聯合・共同

疑惑を抱えたまま法相に任命された曺国氏(17日、ソウル)=聯合・共同

【ソウル=恩地洋介】韓国ギャラップが20日公表した世論調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は40%と9月第1週と比べて3ポイント下がり、2017年5月の就任後で最低となった。不支持率は53%となり同4ポイント上昇した。娘の大学院不正入学など家族の疑惑を抱える曺国(チョ・グク)法相の任命を強行したことが響いたとみられる。

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曺氏の法相任命を巡る設問では「不適切」との回答が54%と、「適切な人物」(36%)との評価を上回った。文政権を支持する革新勢力には曺氏が担う検察改革への期待が強い。政党支持別にみると、賛否は鮮明に分かれている。革新系与党「共に民主党」の支持層は72%が適切と答え、保守系最大野党の自由韓国党支持層は96%が不適切と評価した。

韓国検察は、娘の進学に有利になるよう大学の表彰状を偽造したとされる曺氏の妻を6日に在宅起訴した。16日には20代の娘を事情聴取したほか、私募ファンドの不透明な運用を巡って親戚の男を逮捕するなど疑惑捜査を進めている。一方の曺氏は20日から地検を回って現場調査に乗り出すなど検察改革への取り組みを進めている。

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