/

神田外語学院、「UDフォント」導入 世田谷区も

語学学校などを運営する神田外語グループ(東京・千代田)は文字が読みやすいフォントを授業で使う資料などに導入した。UD(ユニバーサルデザイン)フォントと呼ばれる、視力の低い人や読み書きの障害のある人に配慮した書体だ。東京都世田谷区も業務への試験的な導入を決めており、視覚情報の面でも誰もが使いやすいユニバーサルデザインを進める。

一般的な教科書体

UDフォントはフォント開発を手がけるモリサワ(大阪市)が開発した。神田外語学院や神田外語大学を運営する同グループでは43書体のUDフォントを採用した。

UDフォントの教科書体

教育現場で使われることの多い教科書体は線の太さに強弱があり、人によっては字が見えにくい。UDフォントの教科書体は線の太さを同一にして、実際に人が書く字に近づけた。ビジネス向けのUDフォントでは、アルファベットの「I」と数字の「1」といった間違えやすい字をはっきり区別し明確に認識しやすくした。濁点や半濁点は大きく、識別がしやすいという。

用途に応じてこうしたフォントを学習用のタブレット端末や構内のデジタルサイネージ(電子看板)、事務書類、広報物などの書体に使っていく。文字の形が分かりやすいことで、読み間違いを防ぐといった効果が期待でき、日本語を学ぶ留学生の学習効果の引き上げにもつなげる。

世田谷区は8月、モリサワと協定を結び、UDフォントを試験的に導入することを決めた。区役所庁内の文書や広報物で利用する一方、そこで得られた課題を同社へ提供する。保坂展人区長は「世田谷区は情報のアクセシビリティー(利用しやすさ)の向上に取り組んできた。UDフォントで取り組みを一層推進する」と話す。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン