恐竜博士になれる大学 原点はモロッコの原野
恐竜リバイバル(4)

恐竜リバイバル
2019/9/22 2:03 (2019/9/26 2:00更新)
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日本経済新聞 電子版
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恐竜博士になりたい――。そんな子供たちの夢がかなう教育環境が日本でも整ってきた。専門家が奔走し、岡山理科大学は恐竜の博士号を取得できる日本初の専門コースを開講。福井県などでも研究拠点が次々とできた。

【前回記事】 スピノサウルスの歯を見つけた会社員ハンター

■学生たちが組み立てる骨格標本

「次はあの骨を持ってきて」「そこじゃないよ」。7月上旬、岡山市立博物館「岡山シティミュージアム」の展示室に活気のある掛け声が響く。岡山理科大教授の石垣忍(64)が見守るなか、学生が手際よく骨のパーツを組み上げていく。3時間後、体長10メートルの「タルボサウルス」の全身骨格標本ができあがった。

岡山理科大の学生らが組み立てたタルボサウルスの骨格標本は、岡山シティミュージアム(岡山市)で9月上旬まで開かれた「世界大恐竜展」で展示された

岡山理科大の学生らが組み立てたタルボサウルスの骨格標本は、岡山シティミュージアム(岡山市)で9月上旬まで開かれた「世界大恐竜展」で展示された

骨格標本はこの夏、同博物館の「世界大恐竜展」の目玉として展示された。組み立てに走り回っていたのは岡山理科大の「恐竜・古生物学コース」の学生たち。骨格標本は同大の倉庫から運び込まれたものだ。

■フィールド重視のカリキュラム

2014年に生物地球学部にできた恐竜・古生物学コースは、学部3年生のときに選ぶことができ、…

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