鹿せんべい50円値上げへ 奈良、消費増税で28年ぶり

2019/9/20 11:58
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鹿せんべいは観光客らに人気で、1カ月に20万束を売り上げる

鹿せんべいは観光客らに人気で、1カ月に20万束を売り上げる

奈良公園(奈良市)に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」の餌として知られる鹿せんべいが10月から50円値上げし、200円で販売されることが20日、シカの保護活動に取り組む「奈良の鹿愛護会」への取材で分かった。値上げは1991年以来28年ぶりで、消費税増税や材料費の高騰などが理由。

1束150円で販売されている鹿せんべい。消費税増税や材料費の高騰を理由に10月から50円値上げする=共同

1束150円で販売されている鹿せんべい。消費税増税や材料費の高騰を理由に10月から50円値上げする=共同

愛護会によると、鹿せんべいの材料は米ぬかと小麦粉で、直径約9センチ。現在は10枚1束150円で販売されており、観光客らに人気で1カ月に20万束を売り上げる。

売り上げの一部は、愛護会の活動に使われているが、近年の観光客の増加に伴い、人がシカにかまれる事故や「シカが弱っている」などの通報が多く寄せられ、活動費用も増えていた。

愛護会は「外国人客や修学旅行生に負担してもらうのは心苦しいが、気持ち良くシカと触れあってもらうために努力していきたい」としている。〔共同〕

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