英、対日FTA交渉の準備加速 企業の意見を収集

2019/9/20 8:01
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【ロンドン=中島裕介】英政府は20日、欧州連合(EU)からの離脱後すぐに日本との自由貿易協定(FTA)の交渉に入るための準備を加速すると明らかにした。まずは企業や利害関係者が新協定に関するニーズなどを自由に投稿できるオンラインの窓口を開設し、そこで得た意見を日本との交渉に生かす考えだ。トラス国際貿易相が20日、都内で茂木敏充外相ら関係閣僚と会談し、日英FTAに向けた英側の計画を伝える方針だ。

英国のトラス国際貿易相はEU離脱により「貿易政策の主導権をEUから取り戻す」と語る=AP

日英間の貿易は現状では2月に発効した日EU間の経済連携協定(EPA)でカバーされている。だが仮に離脱期限の10月末で合意なき離脱となれば、英国は対象から外れ関税は元に戻る。ジョンソン首相はEUとの合意がなくても「10月末に離脱する」と主張し続けており、英側としては一旦は協定が切れても即座に日本とのFTA交渉に入りたい考えだ。

トラス氏は日本政府の閣僚らとの会談に先立ち、「貿易交渉を早期に始めるという日英双方の意志を示して、産業界を安心させる必要がある」とコメントした。

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