インドネシア中銀も追加利下げ 3カ月連続、5.25%に

2019/9/19 17:31
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【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシア中央銀行は19日、定例の金融政策決定会合で政策金利を5.5%から5.25%に引き下げたと発表した。利下げは7月以降、3カ月連続となった。世界経済の不透明感からインドネシアでも成長鈍化の懸念が出ていて、中銀は景気を刺激して経済成長を下支えする。

19日、記者会見に臨むインドネシア中央銀行のペリー総裁(中央)

中銀のペリー総裁は19日の記者会見で「減速しつつある経済成長を支えるための予防的措置をとった」と説明した。主要輸出品の石炭やパーム油の価格が下がったことで景気は減速しており、自動車販売が前年割れするなど個人消費もさえない。経済界からは成長を加速するために利下げを求める声が出ていた。足元で通貨ルピア相場やインフレ率が安定していることも判断を後押しした。

インドネシア中銀は2018年、資本流出を防いで通貨ルピア相場を安定させるために、計6回の利上げを行った。19年に入り、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに転じたことで、インドネシアも金融緩和にかじを切った。FRBが18日に追加利下げしたことで、インドネシアでも追加利下げの余地が生まれていた。

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