中部5県の輸出額6%減 8月、米中向け自動車落ち込む

2019/9/19 19:30
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名古屋税関が19日発表した8月の管内貿易概況(速報)によると、中部5県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野)全体の輸出額は前年同月比6.3%減の1兆4738億円だった。2カ月ぶりに減少した。米中貿易摩擦が長期化するなか、主要輸出先の米国や中国に向けた自動車や自動車部品が落ち込んだ。

自動車の輸出額は8.3%減の4105億円で、8カ月ぶりに減少した。米中向けはハイブリッド車が伸びたものの大型ガソリン車などの減少が響いた。自動車部品は中国で現地メーカーの需要が減少したことなどでギアボックスの輸出が減った。

国・地域別でみると、米国が3733億円で、11.8%減った。減少は8カ月ぶり。自動車と自動車部品が落ち込んだ。中国を含むアジアも7.1%減った。一方、欧州連合(EU)向けは0.9%増えた。

全体の輸入額は11.7%減の8038億円と、3カ月連続で減少した。原油や液化天然ガス(LNG)の単価下落や数量減が輸入額を押し下げた。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1.2%増の6700億円の黒字だった。

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