FRB、超過準備金利1.8%に 短期金利上昇を抑制

2019/9/19 7:21
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【ニューヨーク=後藤達也】米連邦準備理事会(FRB)は18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で民間銀行がFRBに預ける超過準備預金への付利を2.1%から1.8%に引き下げることを決めた。付利は市場の短期金利の上限の役割を果たす面がある。この引き下げ幅(0.3%)を政策金利の下げ幅(0.25%)より大きくし、短期金利の急上昇を抑える狙いがある。

記者会見するパウエルFRB議長=ロイター

16日以降、米銀内での短期資金が一時的に不足し、市場の短期金利が急上昇した。金融調節を担当するニューヨーク連銀は17日と18日に臨時の資金供給を実施し金利上昇を抑えたが、17日にはFRBの誘導目標を上回る取引が多発した。ニューヨーク連銀は19日も臨時供給を実施する予定だ。

パウエル議長は18日の記者会見で短期金利の急上昇について「市場機能にとって重要な問題だが、経済や金融政策運営への影響はない」と話した。FRBは付利を引き下げるとともに、「金利が誘導目標の範囲内に収まるよう金融調節していく」(パウエル氏)考えだ。

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