台風被害の千葉、屋根修理で転落多数 停電2万9000戸

2019/9/19 7:20 (2019/9/19 12:45更新)
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台風15号で被害を受けた住宅で、シートで屋根を覆う作業をする住民(15日、千葉県館山市布良地区)

台風15号で被害を受けた住宅で、シートで屋根を覆う作業をする住民(15日、千葉県館山市布良地区)

台風15号で被災した千葉県で、家屋修理の際に屋根などから転落した事故が相次ぎ、少なくとも3人が死亡、101人が重軽傷を負ったことが19日までに消防への取材で分かった。県は屋根の修理は専門業者に依頼するよう呼び掛けている。同県内では19日正午時点で約2万9千戸の停電が続いている。

消防によると、千葉県君津市で10日、自宅屋根を修理中の男性(61)が転落して死亡。いすみ市では17日、自宅の屋根瓦を修復していた男性(94)が転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。

このほか、市原市では11日、1階の屋根の上で男性が死亡しているのが見つかった。消防は修理をしていた2階屋根から落下したとみている。雨どいの修理や、高所作業中にはしごから転落し、負傷する人もいた。

県は屋根の修理は専門業者に依頼するよう住民に呼びかける。ただ被災地域では修理業者を名乗る者が押しかけ、契約をしないまま工事して代金を請求するケースも出ており、県警などが注意を促している。

東京電力パワーグリッドによると、千葉県で19日正午現在、停電が続いているのは南房総市で約4000戸、市原市で約4200戸、山武市が約4000戸、八街市で約2500戸、君津市が約3400戸など。

県の18日午後4時時点のまとめでは、約6900戸で断水が続いている。住宅被害は一部損壊を中心に6300棟を超えたが、一部の被害の大きい自治体から報告が届いておらず、今後さらに増える見通し。

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