米大統領補佐官にオブライエン氏 トランプ氏「人質解放で実績」

トランプ政権
2019/9/19 6:14
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18日、ロサンゼルス空港で並ぶトランプ大統領とオブライエン氏=AP

18日、ロサンゼルス空港で並ぶトランプ大統領とオブライエン氏=AP

【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は18日、外交・安全保障政策の司令塔となる大統領補佐官(国家安全保障担当)に、国務省のロバート・オブライエン大統領特使(人質問題)を起用すると発表した。トランプ氏は起用の理由を「人質の交渉で素晴らしい仕事をした。多くの人が彼を尊敬している」と説明した。訪問先のカリフォルニア州ロサンゼルスで記者団に語った。

オブライエン氏は「米国の安全を保ち、米軍再建を続け、『力による平和』の姿勢に立ち戻る。そのためにトランプ氏やポンペオ国務長官、エスパー国防長官らと協力するのを楽しみにしている」と抱負を語った。同氏は10日に解任されたボルトン前大統領補佐官の後任で、トランプ政権での同担当の大統領補佐官は4人目。

オブライエン氏はサウジアラビアの石油施設攻撃への関与が指摘されているイランへの対応について「つぶさに状況を監視しているところだ」と述べた。イランや北朝鮮などに強い姿勢を示してきたボルトン氏が政権を去り、外交政策にどのように影響を及ぼすかが注目を集めている。

オブライエン氏は2018年5月に人質問題を担当する特使に就任。同年10月に実現したトルコ在住の米国人牧師をはじめ、海外で人質にとられたり拘束されたりした米国人の解放交渉に携わってきた。ブッシュ政権下の2005年に国連総会の米国代表に就いたのを皮切りにアフガニスタンや中東政策に携わり、ボルトン氏とともに仕事をした経験もある。国際紛争に関わる法律事務所の共同パートナーも務める。

温厚な性格とされ、与党の共和党や安全保障の専門家からは「素晴らしい品格の持ち主だ」(ロムニー上院議員)などと就任を歓迎する声があがっている。

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