プーチン大統領、サウジ攻撃「客観的調査を」

2019/9/18 23:09
保存
共有
印刷
その他

【モスクワ=小川知世】ロシアのプーチン大統領は18日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話で話し、サウジの石油施設に対する攻撃について協議した。ロシア大統領府によると、プーチン氏は攻撃に懸念を表明し、客観的で入念な調査が必要だとの認識を示した。原油価格の安定に向けて、ロシアとサウジが緊密な連携を続ける方針も確認した。

6月に大阪で会談したロシアのプーチン大統領(右)とサウジのムハンマド皇太子=ロイター

ロシアは「誰が攻撃したか、結論を急ぐべきでない」(外務省)として、イランの関与を疑う米国をけん制している。原油供給に関しても影響を見極めるとし、現時点で対応策を講じるのには慎重だ。電話協議では10月にも予定するプーチン氏のサウジ訪問についても話した。

タス通信によると、ペスコフ大統領報道官は18日、サウジとの電話会談でロシアと石油輸出国機構(OPEC)による増産や、ロシア製の地対空ミサイルシステムのサウジへの供給は議論されなかったと説明した。プーチン氏は16日、イランのロウハニ大統領との会談後に、サウジのインフラ防衛のためにロシアの地対空ミサイルを提供できると提案していた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]