出力制御前提に再エネ接続、東電が千葉で

2019/9/18 18:30
保存
共有
印刷
その他

東京電力ホールディングスは18日、一時的に発電出力を抑制することを前提に、太陽光や風力発電などを千葉県の送電線につなぐ取り組みを始めると発表した。9月以降、新規の発電事業者を送電線に受け入れる。送電線の容量不足は全国で問題となっており、同様の取り組みが広がる可能性がある。

発電した電気は、送電線を通じ消費地に届く。再生可能エネルギー事業者は送電線を使う権利をおさえる必要があるが、千葉県では送電線の空き容量に乏しく新規の発電所が電力を流せていなかった。今後は太陽光の発電量が多くなる昼間などに発電出力を抑えてもらうことを条件に、新規の再エネ事業者を受け入れていく。

送配電事業を担う東京電力パワーグリッドが5月から今回の取り組みの実現可能性について国と検討を進めており、17日に正式な実施を認められた。東電は茨城県や神奈川県でも同様の取り組みの実施を検討している。

東電は約500万キロワットの電力を受け入れる場合、出力制御が必要な時間が年間の1%程度になると試算していた。500万キロワット以上の電力を受け入れる時は出力制御の時間が試算よりも増加することになる。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]