メルペイ、「あと払い」に分割払いを導入 20年初から

2019/9/18 18:27
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メルカリ傘下でスマホ決済を手掛けるメルペイ(東京・港)は18日、翌月にまとめて支払いができるサービス「メルペイあと払い」に分割払いを導入すると発表した。2020年初めから提供する予定。数カ月にわたって分割しての支払いが可能になる。メルペイは不正利用対策や加盟店開拓などでは他社と組み、独自の機能で他サービスとの差異化を図る。

メルペイは「メルペイあと払い」で分割払いの機能を追加する(18日、東京・渋谷)

「欲しい物を買うためにお金をためる期間をなくして、早く手に入れることができる」。メルペイの山本真人執行役員は「メルペイあと払い」のメリットをこう強調する。

メルペイあと払いはメルカリやメルペイの利用実績を基にあらかじめ定められた利用金額の上限までの枠内で、利用者が自分で支払い可能額を設定できる。現状では翌月にまとめて支払う仕組みだが、20年初めには支払いを数カ月にわたって分割できる機能を導入する。

毎月の支払額は利用者が自分で柔軟に設定することができる。また、購入した商品ごとにアプリで支払い状況を確認できる。支払いを繰り越して早く済ませるとメルカリのポイントを付与するといった施策も導入する予定という。

購入した商品を管理画面上からメルカリに簡単に出品する機能も追加する方針。購入した商品を売却して返済に充てることも可能だ。短期間で試したい商品や買い替えたい場合にも気軽に購入できる。「メルカリとメルペイが一体になっているからこその強みだ」と山本執行役員は強調する。

同日、メルペイは不正利用対策で同業のPayPay(ペイペイ、東京・千代田)とLINEペイ(東京・品川)と連携すると発表した。

また加盟店開拓では、LINEペイやNTTドコモと組んだ枠組みにKDDIも参画する。ネット決済で利用できる電子商取引(EC)サイトも大幅に増やした。スマホ決済の競争が激化する中、共有できる分野では他社と提携を強め、メルカリと連携している強みを生かして競争していく戦略だ。(桜井芳野)

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