鳥貴族、海外進出へ 22年7月期中にも米に出店

2019/9/18 15:55
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焼き鳥チェーンの鳥貴族は18日、2024年7月期を最終年度とする5カ年の中期経営計画を発表した。22年7月期中にも海外へ進出し、米国に出店する。国内では前期に出店を凍結していたが、今期中にも出店を再開する。新規出店は三大都市圏以外が中心となる。不採算店の整理も継続し、採算を改善するとともに早期の出店再開で業績回復を目指す。

22年7月期中の米ロサンゼルスへの出店を目指し、海外に進出する。ロサンゼルスにはアジア系のコミュニティーも多く、日本の焼き鳥は受け入れられやすいと判断した。米国でも焼き鳥居酒屋業態や屋号、均一価格は維持し、食材は現地で調達する方針だ。店舗の規模などについては今後詰める。

国内では現在、関東、関西、東海の三大都市圏でフランチャイズ店を含め659店舗を運営している。既存店の立て直しを優先するため前期に出店を凍結していたが、早ければ今期中にも再開する。中計期間中の具体的な出店数の目標や出店地域は明らかにしてないが、三大都市圏以外の地方を中心に出店する。

同社は17年に実施した値上げで客離れが発生。急速な出店拡大による自社店舗同士の顧客の奪い合いも重なり、既存店の業績が低迷していた。業績の悪化を受け、3月には21年7月期までの中期経営計画を取り下げた。前期は14年の上場以来初めて最終赤字に転落した。

24年7月期に売上高450億円、営業利益率8%の達成を目指す。長期的には国内外で2000店舗以上、チェーン全体の売上高1800億円を目指す。

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