ドコモ、5GとAR使った対戦ゲーム 観戦デモ実施

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BP速報
2019/9/18 14:00
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NTTドコモのブースで実施したARを使った対戦ゲームの観戦デモ。目の前の机の上にスマホをかざすと、格闘ゲームのキャラクターが出現し、机の上で戦いを繰り広げる(撮影:日経 xTECH)

NTTドコモのブースで実施したARを使った対戦ゲームの観戦デモ。目の前の机の上にスマホをかざすと、格闘ゲームのキャラクターが出現し、机の上で戦いを繰り広げる(撮影:日経 xTECH)

日経クロステック

NTTドコモは東京ゲームショウ2019(9月12~15日、幕張メッセ)で、次世代通信規格「5G」と拡張現実(AR)を使ったゲームの観戦体験のデモを実施した。同社は同ショウの公式「5G・通信スポンサー」になっている。

デモの具体的な内容はこうだ。5G対応のスマートフォン(スマホ)を使って、机の上に映し出されゲームをのぞくと、目の前の机が闘技場となり、eスポーツとしても知られる格闘対戦ゲーム「ストリートファイターV」のキャラクターが戦う姿を観戦できる。端末は日本メーカーの試作機を利用していた。

5G端末は日本メーカーが開発した試作機を利用していた(撮影:日経 xTECH)

5G端末は日本メーカーが開発した試作機を利用していた(撮影:日経 xTECH)

今回のデモでは、ゲームのグラフィックス描画などのデータや処理のほとんどをクラウド上に集約したとする。「5Gとクラウドを使うことで、処理性能がそれほど高くない5G端末でも使用できるようになる」(NTTドコモのブースの説明員)。クラウドで処理した結果を、実際に5Gの電波を使ってスマホに伝送する。そのために同社のブースには5G用のアンテナが設置されていた。

ブースに設置された5Gのアンテナ(撮影:日経xTECH)

ブースに設置された5Gのアンテナ(撮影:日経xTECH)

最大のデータ伝送量は「端末1台当たり58メガビット/秒」(同説明員)という。一見すると、4Gでも問題ないような伝送量だが、「数十台が同時に接続することを想定している」(ブースの説明員)とする。数十人、数百人の人が同時に観戦するためには、5Gが必要というわけだ。「現在のeスポーツの観戦は大型ディスプレーを使うことが多いが、5Gを使えば今回のARのような新しい観戦体験を提供できる」(NTTドコモコンシューマビジネス推進部デジタルコンテンツサービスゲームビジネス担当主査の瀬崎隆明氏)。

5Gを使って対戦ゲームを試遊(撮影:日経 xTECH)

5Gを使って対戦ゲームを試遊(撮影:日経 xTECH)

AR観戦の他に5Gを利用していたのが、対戦ゲームの試遊コーナーである。従来は光回線を使っていた対戦ゲームの端末を5Gで接続していた。格闘ゲームのような、操作するタイミングや遅延が勝敗に直結するようなゲームでは、今でも有線で端末をネットワークに接続することが多い。試遊スペースでは、通常は光回線を使い、5Gでの接続は時間限定で実施しているようだった。

(日経 xTECH/日経エレクトロニクス 松元則雄)

[日経 xTECH 2019年9月17日掲載]

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