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生分解性プラ売上高 26年に5倍 クラレ、海外販売に力

クラレは生分解性プラスチック事業の売上高を2026年に19年見通し比5倍の1億ドル(約108億円)に引き上げる計画だ。営業利益率は20%を目指す。20年から米国で販売を開始し、26年までに欧州に広げることも検討する。生分解性が従来より高い包装材の開発・販売に力を入れる。

クラレの生分解性プラスチック「プランティック」は植物由来の樹脂素材だ。15年にオーストラリア企業を買収して事業に参入した。現在は豪州でフィルム状に加工し、食肉包装向けに販売している。20年に米国で新たに生産設備が稼働し、フィルムに加工する前の樹脂を米国の食品向け包装材大手、シールドエアーに供給する。

海洋プラスチック問題などへの関心の高まりから、より環境に配慮した素材を開発する。現在はプランティックと非生分解性樹脂を張り合わせた多層フィルムを手掛けている。今後は紙に単層のプランティックを張り合わせた、生分解性のある素材だけで構成する包装材料の販売拡大を急ぐ。

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