神戸バス事故、過失認める 歩行者6人死傷

2019/9/18 10:34 (2019/9/18 12:57更新)
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神戸市のJR三ノ宮駅前で4月、市営バスが横断歩道に突っ込み歩行者6人を死傷させた事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた運転手、大野二巳雄被告(64)=起訴休職=の初公判が18日、神戸地裁(川上宏裁判長)であった。同被告は「間違いありません。乗客の命を預かる者として、重大な事故を起こし誠に申し訳ありません」と起訴内容を認めた。

検察側は冒頭陳述で、駅前の停留所から出る際にミラーで後ろを確認して視線を前方に戻すと、多数の歩行者が横断歩道を渡っており、ブレーキと間違えてアクセルを踏んだと指摘。慌ててアクセルをさらに強く踏み込んだことが暴走につながったとした。

検察側によると、大野被告は2002~18年、バス運転中の接触事故を13件起こした。

大野被告は被告人質問で、停留所から発進する際に軽くアクセルを踏み、横断歩道を人が渡っているのを見て「ブレーキを踏んだと思った」と証言した。踏み間違えた理由や、足元を確認したかどうかを尋ねられると「分からない」「思い出せない」と繰り返した。

起訴状によると、4月21日午後2時ごろ、停留所からバスを発進させ、横断歩道前の赤信号で止めようとしてブレーキとアクセルを踏み間違えて突っ込み、兵庫県明石市の柳井梨緒さん(当時20)と神戸市須磨区の那須勇成さん(同23)を死亡させ、4人に重軽傷を負わせたとしている。〔共同〕

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