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8月の輸出8.2%減、貿易統計 中国向けは12.1%減

財務省が18日発表した8月の貿易統計(速報)によると、輸出額は前年同月比8.2%減の6兆1409億円となった。9カ月連続の前年割れ。米中貿易摩擦の影響などから、中国向け輸出が12.1%減った。米国向けも11カ月ぶりの減少に転じ、世界的な需要の落ち込みが目立った。

国別の輸出金額で首位の中国は1兆2000億円で、6カ月続けて前年を下回った。ここ6カ月では減少率も最も大きい。半導体等製造装置が38.7%減と、輸出減少額の3分の1近くを占めた。液晶デバイスを含む科学光学機器も17.9%減で、ハイテク関連の受注が振るわなかったようだ。中国を含むアジア向け輸出は10.9%減だった。

米国向け輸出も同4.4%減の1兆1903億円となった。自動車が13%減、自動車部品は11.9%減った。世界経済の下支え役だった米国も、個人消費が弱含んでいる可能性がある。

韓国向け輸出は同9.4%減の4226億円となった。食料品が40.6%減と下落幅が大きかった。日韓関係の悪化により、日本産ビールなどの一部商品で不買運動が起きている。半導体等製造装置も38.1%減と目立った。

8月の輸入は同12%減の6兆2772億円となった。4カ月連続で減少している。主な要因は原粗油で、25%減となった。1年前と比べてドル建て価格が12.5%安の1バレル67.4ドルになった。ただ、輸入数量も11%減と、5カ月ぶりにマイナスとなった。原油相場の下落だけでなく、内需の鈍化も輸入額を押し下げた。

輸出額から輸入額を差し引いた8月の貿易収支は、1363億円の赤字(前年同月は4480億円の赤字)だった。輸入減を上回るペースで輸出が減少し、2カ月連続の赤字となった。

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