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米国務長官、サウジ訪問へ 石油施設攻撃への対応協議

(更新)

【ワシントン=中村亮】米国務省は17日、ポンペオ国務長官がサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)を17~19日の日程で訪問すると発表した。サウジ西部ジッダで同国の実権を握るムハンマド皇太子と会談し、14日に起きた石油施設に対する攻撃への対応策を協議する。米軍は攻撃に使用された兵器を特定する専門家をサウジに派遣し、攻撃の全容解明を急いだ。

トランプ米大統領はサウジ攻撃の実行犯について、サウジの見解を踏まえて最終的に特定する考えを示していた。ポンペオ氏は訪問中にサウジ側と実行犯をめぐる情報を擦り合わせ、対抗措置を詰めるとみられる。

ロイター通信は17日、イラン南西部から巡航ミサイルと無人機で攻撃が実行されたとの複数の米政府当局者の話を報じた。米軍の制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は訪問先のロンドンで記者団に対し、イエメンの親イラン武装勢力フーシによる犯行との見方に否定的な考えを示した。兵器の属性を調べる専門家をサウジに派遣したと明らかにして、事実関係の把握を急ぐ方針を強調した。

ペンス米副大統領は17日、ワシントンのシンクタンクで講演し「仮にイランが攻撃を通じてトランプ氏に何らかの譲歩をするよう圧力をかける意図だとしたら、それは失敗する」と指摘。「我々は国益や地域の友好国を守る準備を整えている」と強調し、トランプ氏が数日以内に対応策を決めると説明した。

トランプ氏はカリフォルニア州に移動する大統領専用機内で記者団に対し、イランのロウハニ大統領との首脳会談について「いかなる可能性も排除しない。だが会談しない方が良いかと思っている」と語った。トランプ氏はイランに対して強硬姿勢を示しつつも「戦闘を望まない」と繰り返しており、硬軟両様の構えだ。

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