タリバン攻撃で48人死亡 選挙集会を標的、アフガン

2019/9/17 23:38
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【イスラマバード=共同】アフガニスタンの首都カブール北方パルワン州で17日、ガニ大統領が参加し開かれていた大統領選の選挙集会の近くで爆発があった。内務省によると、少なくとも市民ら26人が死亡、42人が負傷した。ガニ氏にけがはない。またカブール中心部でも同日爆発があり、同省によると少なくとも22人が死亡した。反政府武装勢力タリバンが、いずれも自爆攻撃だとする犯行声明を出した。

アフガニスタンの首都カブール中心部でも爆発があった(17日)=AP

アフガンでは28日に大統領選が行われる予定で、出馬しているガニ氏が集会で演説することになっていた。タリバンは、米軍など外国部隊の駐留を「占領」と非難し「占領下での選挙は人々の意思を反映しているとは言えない」として選挙集会や投票所への攻撃を示唆していた。

タリバンは米国と和平協議を続けていたが、トランプ米大統領が7日に協議中止を表明。タリバンは攻勢を強める構えで、大統領選の円滑な実施が危ぶまれている。

ガニ氏は爆発後に声明を出し「タリバンは攻撃を繰り返すことで和平や安定に向けた意思がないことを証明している」と非難。「自由や民主的な価値観を守るため決して屈しない」と強調した。

内務省などによると、選挙集会での爆発はオートバイに乗った自爆犯が起こしたとみられる。カブール中心部の爆発は米国大使館近くで発生した。

タリバンは、アフガン政府を「欧米諸国のかいらい」と批判してきた。今回の爆発後に出した声明では「かいらい政権の選挙集会には参加しないよう既に警告したはずだ」と強調。2カ所での自爆攻撃は、ガニ氏の警備隊と、カブールの国防省関連施設が標的だったと主張している。

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