北関東3県、豚コレラ対策で会議・要望 消石灰配布も

2019/9/17 20:19
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埼玉と長野の両県で豚コレラ発生が確認されたことを受け、北関東3県では17日、自治体などが状況確認や情報収集にあたった。養豚場への消石灰の配布や知事への要望などもおこなった。近隣県で発生した事態だけに警戒感を強めている。

茨城県は関係部局19人を集め、県危機管理連絡会議を開いた。埼玉や長野での状況のほか、県内403の全養豚場に同日から消石灰を配り始めたことなどを報告した。豚コレラウイルスの不活化などの効果を確認しており、農場入り口や畜舎周囲に散布してもらう。遅くとも月内に配布を終える予定だという。

前橋市の山本龍市長は前橋市農業協同組合の大塚隆夫代表理事組合長やJA前橋市養豚部会の上野実会長と群馬県庁を訪れ、山本一太知事に豚コレラ発生防止へ協力を要請した。豚コレラワクチンの早期接種を検討するよう国などに呼びかけることや、県境に消毒ポイントを設置して畜産関係車両の消毒を徹底することなどを求めた。

自民党栃木県連と県議会会派のとちぎ自民党議員会も福田富一知事に、豚コレラの県内侵入阻止を求める緊急要望をおこなった。衛生管理の再徹底のほか、野生イノシシの侵入防止や捕獲圧の強化、感染拡大防止へあらゆる手段を講じるよう国に要望することなどを求めた。福田知事は「徹底した衛生管理を指導していきたい。速やかに発生原因と感染経路の解明について、県からの要望もしていく」と応じた。

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