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パラキシレン、大口価格6カ月ぶり成立 9月下げ決着

2019/9/17 19:11
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ポリエステル繊維の原料、パラキシレンのアジア大口需要家向け価格の交渉が6カ月ぶりに成立した。9月の契約価格は1トン780ドル。前回成立した3月の1080ドルに比べ300ドル(28%)安い。中国経済の減速に伴う需要の伸び悩みに加え、中国大手の大規模な増産で供給が増えた。

パラキシレンは中国の増産で余剰感が強まっている(コスモ石油と韓国石油大手の合弁会社が運営する韓国のプラント)

パラキシレンのアジア向け大口価格は、JXTGエネルギーなどアジアの石油精製5社と三井化学などアジアの需要家6社が毎月、交渉して決めている。交渉の前提となるスポット価格が急騰したり、急落したりする局面では成立しないことがある。2018~19年には4カ月連続で成立しないことが2度あった。

春以降、中国・大連では世界の生産能力の8%に相当する年産450万トンのプラントが稼働。米中貿易摩擦の影響で中国の合繊需要の伸びが鈍るなか、アジアの需給緩和に拍車を掛けた。8月に原油価格の下げ止まりに加え、減産や定期修理が重なりスポット価格の下落が一服したため、大口価格が成立した。

先行きは不透明感が漂う。ポリエステル繊維には「在庫を減らす動きが広がっている」(専門商社)といい、アジアの価格も下げ基調だ。供給面では19~20年に中国や東南アジアでパラキシレンの新増設の計画が相次ぐ。需給の緩みが強くなれば、アジア向け契約価格が再び成立しにくい局面に入る可能性もある。

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