横浜銀、会員向けに介護相談窓口 ツクイと提携し

横浜銀行は17日、介護大手のツクイと提携し、同行の会員向けに介護相談窓口を設けると発表した。インターネット上でツクイの介護専門家が相談に応じる。新たに会報誌「クラブアンカー通信 ようそろ」も創刊し、健康や介護、文化などの情報を発信する。顧客の身内の悩み相談や生活の充実度を高める取り組みを強化する。
横浜銀が55歳以上の顧客向けに展開する会員サービス「クラブアンカー」の一環で実施する。専用サイトから介護に関する相談全般を受け付ける。相談に対してはツクイのケアマネジャーや看護師らの専門家、全国の施設などが連携してEメールで返答する。
クラブアンカーは横浜銀が手掛けている定期預金の金利上乗せや生活情報を提供するサービス。口座を持つ55歳以上の人であれば誰でも利用でき、8月末時点で約3万3000人が加入しているという。