アジア開銀、1月に総裁交代 浅川氏擁立へ

2019/9/17 18:15
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アジア開発銀行(ADB)は17日、中尾武彦総裁が2020年1月16日付で辞任する意向を表明したと正式発表した。日本政府は後任候補として、浅川雅嗣内閣官房参与を擁立する方針だ。加盟国による選挙で新総裁が選ばれる。ADBは新興国のインフラ開発や貧困削減に取り組んでいる。日本は国際金融や災害復興のノウハウも豊富で、存在感を示してきた。

麻生太郎財務相は17日の記者会見で、浅川氏について「最適任者だと思っている」と語った。浅川氏は7月まで、財務省の次官級ポストである財務官を過去最長となる約4年務め、各国の金融当局とのつながりが深い。麻生氏が首相だった08年には首相秘書官を務め、リーマン危機直後の国際金融の混乱に対処した経験もある。

ADBは1966年の発足から一貫して日本人が総裁を輩出してきた。今回は中国も総裁候補を出す可能性があるが、日本は同率で最大出資国の米国とともに総裁選で協力する構えだ。

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