北陸電の火力また停止 敦賀、七尾大田に続きトラブル

2019/9/17 18:22
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北陸電力は敦賀火力発電所2号機(福井県敦賀市)で異常を検知し、運転を停止したと発表した。同発電所は7月からトラブルで停止中の七尾大田火力2号機(石川県七尾市)と並ぶ管内最大の石炭火力発電設備。電力需要は夏場のピークを過ぎており供給に支障はないとしているが、さらなる業績の下押し圧力となる可能性がある。

福井県敦賀市の敦賀火力発電所

16日にボイラーで異音を検知し、蒸気漏れの可能性があることから同日から運転を取りやめた。今後、点検作業を進めて七尾大田2号機のトラブルとの関連も含めて異常の原因を探る。定格出力70万キロワットの敦賀2号機の供給分は他の水力・火力発電所と卸電力取引所から電力を調達して補う。

2018年秋から19年2月にかけて事故で止まっていた七尾大田2号機は、7月に定格出力を5万キロワット下回る65万キロワットで運転中に再び停止。11月の運転再開を予定する。この間のコスト増は1日5000万円程度と見込んでおり、20年3月期連結決算で60億円の経常利益押し下げ要因となる見通しだ。

同社は「敦賀2号機の停止に伴うコスト増は検証中」としているが、七尾大田2号機と同規模の火力設備の停止が長期化すれば、今期の業績にも影響しそうだ。

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