トリケラトプスの謎を解いた「国産」恐竜学者
恐竜リバイバル(2)

恐竜リバイバル
2019/9/22 2:01 (2019/9/24 2:00更新)
情報元
日本経済新聞 電子版
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世界的な研究者を輩出する日本の恐竜学は、かつてない盛り上がりをみせている。これからを引っ張るのは「国産」恐竜学者の第1世代と呼ばれる若者たちだ。

【前回記事】 カムイサウルスの名づけ親 発掘現場は命懸け

■コンピューターで「歩き方」の謎に迫る

3本の大きな角が特徴の「トリケラトプス」。必ず子ども向けの恐竜図鑑に登場する主役級だが、実は歩き方がわからず、長年の論争の的だった。トカゲのように「肘」を横に張りだして歩くのか、イヌやネコのように脚を真っすぐ下に伸ばすのか。同じ4本脚でも歩き方はまったく変わり、体つきも変わる。

トリケラトプスの復元骨格(東京都台東区の国立科学博物館)

トリケラトプスの復元骨格(東京都台東区の国立科学博物館)

名古屋大学博物館(名古屋市)の研究室。粘土でできた相撲取りのフィギュアがみつめる不思議な空間に、「トリケラトプスの謎」を解いた研究者がいる。講師の藤原慎一(39)。自称「筋肉マニア」はパソコンで筋肉や骨の動き方をくわしく分析する独自のアプローチで、恐竜の体のしくみに迫る。…

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