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大蔵省から「宇宙の掃除屋」に 毛利衛氏との約束

宇宙起業家の星(3)

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宇宙スタートアップ、アストロスケールホールディングス(東京・墨田)率いる岡田光信(46)が、30年来宝物にしている1枚の紙片がある。日本人宇宙飛行士のパイオニアによる手書きメッセージだ。「宇宙は君達の活躍するところ 1988年8月7日 毛利衛」――。

「いつか宇宙に」誓う

高校1年生の夏、雑誌を見て応募した米航空宇宙局(NASA)のプログラムで訪れた米南部アラバマ州ハンツビル。そこで会ったのがマーシャル宇宙飛行センターで訓練中だった毛利だ。最後に渡されたのが、この紙片だ。岡田はこの時誓った。「いつか俺も宇宙に行く」

それから30年――。岡田は自ら宇宙へと飛ぶ代わりに宇宙が抱える難題に挑もうとしている。スペースデブリ(宇宙ごみ)の駆除だ。

世界中で官民の宇宙開発が進んだ結果、今ではロケットや人工衛星の破片といった大量のごみが宇宙空間を漂っている。10センチメートル以上の大きさのものだけで、その数は2万個以上。地上からの観測が難しい直径1センチ以下のものは数千万個とも1億個以上と...

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宇宙起業家の星

かつては国家が威信をかけるプロジェクトだった宇宙開発。近年は技術革新が進み、世界で民間企業による宇宙ビジネスが勃興している。主役はスタートアップだ。米国・中国をはじめ1000社超が誕生。日本でも新興勢力が続々と名乗りを挙げている。宇宙というフロンティアに挑む起業家たちの実像に迫る。

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